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図面を読み解く力、ありますか?

🏡図面を読み解く力で、後悔のない家づくりを

家づくりを考え始めたとき、まず最初に目にするのが「間取り図」。
南向きの土地、便利な回遊動線、広々としたリビング…。
一見よさそうに見えても、図面の“本質”を読み取れていないと、思わぬ後悔につながることがあります。

たとえば、「日当たりが良いから」と、南向きの土地にすべての部屋を並べて、大きな窓をずらっと配置する。
でもその結果、外からの視線が気になってカーテンを開けられず、
昼間でも薄暗い、風も通らない家になってしまうことも少なくありません。

また、間取り図には書かれていない外観や設備の位置も見落とせないポイントです。

・玄関のすぐ横に室外機
・家の正面にトイレや脱衣室の小窓が並ぶ
・勝手口や給湯器が目立つ位置にくる

こういった見た目や生活感がにじみ出てしまう配置は、
“図面に描かれていないけれど現実には存在するもの”です。
それらを無視して間取りを決めてしまうと、
住み始めてから「あれ?こんなはずじゃ…」となりがちです。

だからこそ、間取り図を見るときには以下の点も意識しておく必要があります。

✅ 周囲の家や道路からの見え方
✅ エアコンや給湯器など設備の配置
✅ 光や風の通り道が確保されているか

これらを含めて考えることで、
本当に快適で美しく、長く心地よく住める家が完成します。

図面は単なる“間取りの設計図”ではなく、
「暮らしをデザインする設計図」です。

図面を読み解く力を少しずつ身につけていけば、
きっとあなたらしい理想の住まいに、もっと近づいていけるはずです✨

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